Reflections on Souls
白か黒かではなく、
そのあいだにある色。
INFPは、人のせいにされるのが苦手だよね。それは単純に、責任を押しつけられるのが嫌だというだけではない気がする。
たとえば、待ち合わせに少し遅れてしまった日のこと。電車が遅延していたり、家を出る直前に嫌なことがあったり、急に雨が降り始めたり。そんな小さな出来事がいくつも重なって、たまたま数分遅れてしまっただけかもしれない。
けれど、「遅れたのは全部あなたのせいだよね」と言われた瞬間、INFPの心は少しだけ静かになってしまう。
反論したいわけではないんだよね。むしろ、「ごめんね」と先に謝ってしまうことの方が多い。ただ、その一言の中にある、事情も背景も見ようとしない視線に、どこか寂しさを覚えてしまうんだ。
INFPは、人を好きになる時も、嫌いになる時も、その人の背景ごと見ようとするから。優しい人が突然冷たかった日には「何かあったのかな」と考えるし、誰かが不機嫌そうにしていても「疲れているのかもしれない」と想像する。
だからこそ、自分だけがひとつの結果だけで判断された時、まるで長い物語を読まずに最終ページだけで結末を決められたような感覚になるんだよね。
きっと私たちにとって、人間はそんなに単純なものではないから。誰かが悪いから傷ついたのではなく、すれ違いの積み重ねだったのかもしれない。タイミングが少し違えば、違う未来があったのかもしれない。そんな可能性を、私たちは最後まで捨てきれないんだ。
そう考えると、人のせいにされることが苦手なのではなく、本当は「理解されようとしなかったこと」が悲しいのかもしれないね。
人はみな、自分の見える景色の中で生きているけれど、INFPはときどき自分の景色よりも、相手が見ていた空の色を知りたくなってしまう。その優しさは、時に自分を苦しめることもあるよね。誰かを責めれば少し楽になれる場面でも、責めきれずにひとりで抱え込んでしまうから。




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